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セールスコピーライター・マーケター 郡司拓也のブログ

ライティング

売上が上がる見出し22のキーワードと12の導入文例

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公開!見出しに入れるべき22のキーワードと、続きを読みたくなる導入文12のテクニック【例文あり】

広告、メルマガ、レターや記事の書き出しをどうするか毎回頭を悩ませてはいませんか?

今回紹介する、「見出しヘッドライン)に入れるべき22のキーワード」と、「続きを読んでもらうための導入文リード)についての12のテクニック」を覚えれば、その悩みからあなたは解放されます。

あなたはキーワードを選ぶだけで、自然と効果的な見出しと導入文がスラスラと頭から出てくるようになります。アレコレ思考錯誤して時間や労力を無駄にしなくて済むようになります。

これまでよりも短時間で、読者(見込み客)をあなたの文章に引きずり込むパワフルな見出しと導入文を書けるようになる方法を紹介しましょう。

コピーライティングマーケティングの名著と呼ばれる「現代広告の心理技術101」から、「見出し(ヘッドライン)」についての珠玉のノウハウをあなたにお伝えします。

見出し(ヘッドライン)の役割とは?

見出し(ヘッドライン)とは、一番最初に読者の目に触れる部分です。

例えば、

  • 今だけ無料!脱毛エステ体験
  • 限定30名様まで。人気新築物件見学会
  • これを使えばあなたの収入が2.3倍に増えます。

というようなものです。最初に読者の目に触れる部分であり、ここ次第で読まれるかどうかが決まってしまう最重要ポイントです。

「そもそも広告を読んでもらえていない」
「タイトルをどう決めたらいいかわからない」
「リンクをクリックされない」

という問題は、「よいヘッドラインの作り方がわからない」ことが原因です。
まず、「読まれない」という問題を解決するには、ヘッドラインの改善が一番最初にやるべきことです。

見出しの役割は本文を読ませること

どんなに本文でいいことを言っていても、どんなに貴重な情報が乗せられていたとしても、どんなに魅力的なオファーがあったとしても、読まれなかったら存在していないのと一緒です。

あなたがビジネスをするには、あなたの文章を読ませる(話を聞いてもらう)ことが必須です。売上を立てようと考えるのであれば、効果的な見出しの作り方を体得しておくことをお勧めします。

なぜ見出しが重要か?

それは、見出しが良くなければ読まれないからです。

60%の人は最初の数行しか読みません。消費者はいたるところで広告を目にするので、ひとつひとつの広告を熟読するのはできません。

ですから、ほんの一瞬、最初の数行に目を通して、「役に立ちそうかどうか」を消費者は判断するのです。

ヘッドラインで製品を売ることができなければ、あなたのお金の90%がムダになる
デイヴィッド・オグルヴィ

■2018年 ダイレクト出版(株) ドルー・エリック・ホイットマン 『現代広告の心理技術101』152Pより引用

見出し(ヘッドライン)の役割とは、「見込み客の注意を引きつける」ことです。つまり、注意を引きつけることができない見出しは、存在意義がありません。

売れる見出しの大原則と具体例

見込み客の注意を引きつけるにはどうしたらいいでしょうか?

それは、「この情報はあなたにとって役に立ちますよ」と伝えることです。

「どうやればそれが伝わるんですか?」

そうですよね。では、「見込み客に価値がある情報」と思わせる見出しの大原則について解説します。

大原則1 メリットを伝える

見込み客は忙しいので、どうでもいい情報はいりません。一瞬で役に立つものかどうか判断します。

見込み客にとってのメリットは何でしょうか?それを考えてみましょう。

健康になる、保険料が安くなる、月々の支払いが少なくなる、人と仲良くなれる、貴重品が手に入る、給料が増える、恋人ができる、快適な生活ができる、美味しい食べ物が手に入る…などなど

いくらでもありますよね?
お客にとってのメリットを必ずヘッドラインに盛り込んでください。

何となくイメージできない?

そんなあなたのために、具体例をのせておきましょう。

たとえば、ウェイターとウェイトレスに収入の増やし方を教えるワークショップの広告を書いているとしよう。

悪い例
「ウェイター、ウェイトレスの皆さんへ。取引の秘訣を教える新ワークショップ!」
よい例
「ウェイター、ウェイトレスの皆さんへ。チップを512%増やす方法を教える新ワークショップ!嘘なら代金はお返しします」

有名な賞を受賞したインテリアデザイナーが、平凡な家を美しいモデルハウスのように作り変えるとしたら?

悪い例
「ルイーズ・テイラーが素晴らしい家をデザインします」

素晴らしいだって?こんな言葉では何のイメージも浮かばない。見込み客の心をつかむことはできない。

よい例
「〇〇賞受賞のインテリアデザイナー、ルイーズ・テイラーが、あなたの家を予想もしなかった価格で豪華なモデルハウスに変身させます。」

これで、ルイーズが何をしてくるのか、実際のアイデアがわかる。彼女を採用する一番の理由を説明している。それは、家を美しくすること。

デジタルカメラが普及し、カメラ屋にフィルムがあふれてしまったら?

悪い例
「人生最高の時間をスナップに収めましょう!」
よい例
「フィルム大セール!35ミリフィルムが全て25%オフ 今週限り!」

チョコとナッツが詰まった「とびきりおいしい」新製品のパンを宣伝したいなら?

悪い例
「当菓子店の最新の一品を試食してください!」
よい例
「チョコレート好きのみなさんへ。3キロのファッジ・デビル・ボルケーノ・パイにかぶりつこう。もちろん無料!」

■2018年 ダイレクト出版(株) ドルー・エリック・ホイットマン 『現代広告の心理技術101』153・154Pより引用

これでイメージできたのではないでしょうか?

よい例も悪い例の最大の違いは、メリットが具体的に書かれていることです。
悪い例もメリットらしきものはあるんですが、抽象的であたまの中に何のイメージも浮かびません。

よい例は、あなたの頭の中にイメージを浮かび上がらせるほどの具体性があります。

「メリットが具体的に書かれていること。」これがよいヘッドラインの大原則です。

大原則2 簡潔さ

結論から言います。

ヘッドラインについては、短い方が目に止まります。だって見込み客は忙しいから。簡潔さは力です。

だからと言って、メリットを省いてもいいわけではありません。「メリットが十分伝わるなら短い方がよい」ということです。

悪い例を出しましょう。

最近ハワイに行きましたか?あの憧れの素晴らしいハワイ旅行が通常価格の70%オフ、人数は5組まで対応可能

無駄に長いですね。わかりにくいです。

70%オフでハワイ旅行!限定5組まで

これで十分です。

ヘッドラインについては、簡潔さが重要です。無駄を削ぎ落としましょう。ただし、必要な箇所まで削ぎ落としてメリットが伝わらないのでは本末転倒です。

大原則3 希少性

あなたがもし、物を売って金持ちになりたいのであれば、この希少性の威力を使わない手はありません。

見込み客は、「あとでいいや」っていつも思います。だって忙しいから。

そこで見込み客を引き止めるにはどうするか?

「いまここでこれを読まないと損をする」と見込み客に思わせるのです。
そのためには、「希少性」を使えばいいのです。希少性は、「今ここで」あなたの広告や記事を読ませる力があります。

希少性を使うにはどうすればいいでしょうか。大きく方法はふたつです。

・期限を設ける
・人数制限を設ける

このふたつだけで、あなたは希少性の力を味方につけることができます。見込み客にスルーされることなく、商品の売り込みに耳を傾けてもらえるのです。

「どんな風に希少性を出したらいいかわからない…」と思うかもしれませんので具体例を紹介します。

*4月15日までにお電話を
*商品に限りがあります
*5月15日締め切り
*8月3日まで特別価格
*等オファーの有効期限は午後4時まで
*参加者は50名様まで
*後日購入券は発行いたしません
*先着50名様。

■2018年 ダイレクト出版(株) ドルー・エリック・ホイットマン 『現代広告の心理技術101』160Pより引用

これらをほぼそのまま使うだけであなたの広告や記事の反応が上がるはずです。

見出し(ヘッドライン)の大原則まとめ

はい、これまで3つ、ヘッドラインの重要な大原則について紹介しました。

ここで一旦まとめましょう。
ヘッドラインの大原則とは、次の3つです。

  1. ヘッドラインには最大のメリット(ベネフィット)を必ず入れる
  2. 同じくらい効果的な2つのヘッドラインをつくったら、ほかの要素が同じだと仮定すれば、短いほうが多くの人に読んでもらえる。
  3. 締め切りを作るか人数制限を設ければ反応が良くなる

これを心がけてヘッドラインを作ればあなたのコピーはよりお金を生み出せるようになるはずです。

見出しに入れるべき22のキーワード

「何が重要かはわかったけど、具体的にどんな言葉を使えばいいんだい?」

と思った方に、「そのまま使える」効果的なキーワードを22個紹介します。
これらをツギハギするだけで、あなたのヘッドラインは一定の反応が取れるものに仕上がるはずです。

  1. 無料
    「無料の本で、つい買いたくなるウマイ広告の書き方をお教えします。」
  2. 新しい
    「パワフルな新セミナーで出店者に伝授。フリーマーケットで気が触れたように買わせる『フリマ心理学』のパワー」
  3. ついに
    「ついにオーガニックの佐藤、小麦粉、牛乳、卵だけを使ったパン屋が誕生!」
  4. この〜
    「この新発明で、銃、ナイフ、空手の黒帯がなくても襲撃者から身を守れる」
  5. お知らせ
    「おしらせします。南カリフォルニアから、出来立てほやほやのサンドイッチ・ブーム。その名も、マリブ・クラスト・ポケット!」
  6. 警告!
    「警告!あなたの愛犬の首を絞めようとしているトリマーがいる!」
  7. 新刊発行
    「新刊発行ー心理学者が明かす、無礼なセールスパーソンの鼻をその場でへし折る会話パターン」
  8. 今度こそ
    「今度こそ、銃、ナイフ、空手の黒帯がなくても攻撃者から身を守ることができる」
  9. これだ
    「45キロのおばあちゃんが120キロの性格異常殺人者を赤ん坊のように泣かせた方法はこれだ」
  10. 例の
    「誰もが夢中になるピッツァをつくった、例の3人のイタリア人」
  11. どの
    「どのホットボディを見せびらかしたいか?」
  12. 最後に
    「最後に、あなたに行動をおこさせ、パワーを与え、あなたの人生を変える自己改善セミナーが誕生」
  13. 注目
    「注目!綿あめ機を即売り価格でご提供」
  14. 発表
    「発表します。ピアノが手っ取り早く弾けるようになる方法」
  15. 紹介
    「ご紹介します!本物のフレッシュフルーツを使ったフィラデルフィアで唯一のかき氷屋」
  16. どうすれば
    「どうすれば90日以内でアメリカンアイドルの候補者みたいに歌えるようになるだろうか」
  17. 驚くべき
    「驚くべきDVDをただ見るだけであなたの血圧が下がる」
  18. あなたは〜ですか
    「あなたは、ボタン1つで獰猛な犬の攻撃を防ぐ方法を知っていますか?」
  19. 〜しませんか
    「2ドルで石窯焼ピッツァを味わいませんか?」
  20. あなたは〜できますか
    「あなたは子どもがさらわれないと確信できますか?」
  21. もしあなたが
    「もしあなたがプール掃除を嫌っているなら、朗報です!」
  22. 今日から
    「今日からステップが97%軽やかになります。このルールどおりにやれば」

■2018年 ダイレクト出版(株) ドルー・エリック・ホイットマン 『現代広告の心理技術101』163-165Pより引用

これらのキーワードを組み合わせるだけで、あなたの見出し(ヘッドライン)がよりお客を引き寄せるようになるでしょう。

続きを読ませる導入文の12のテクニック

さて、これまで見出し(ヘッドライン)を強力にする方法についてご紹介してきました。

しかし、見出しだけ読んでもらっても仕方ありません。本文(ボディコピー)の方も読んでもらって、ちゃんと申し込みボタンを押すなり、電話なりをしてもらわないことには売上は発生しません。

ヘッドラインで見込み客の興味を引いたら、一気に本文(ボディコピー)に引き込まないとなりません。

コピーの役割は、次のコピーを読ませること」です。

「それが難しいんだよね…」
「そういうのは簡単だけど方法が…」

という方のために、現代広告の心理技術101では、見出しから本文に引き込むテンプレートも紹介されています。

そのテンプレートについて紹介しましょう。
これを使えば、あなたはヘッドラインで興味を持った見込み客を逃すことなく、ボディコピー(本文)まで誘導することができます。

「新刊発行ー心理学者が明かす、無礼なセールスパーソンの鼻をその場でへし折る会話パターン」

というヘッドラインがあったとします。

このヘッドラインには、次のように続ければいいのです。

  1. ヘッドラインをさらに掘り下げて考える
    「無礼なセールスパーソンと言えば、もうおわかりでしょう。ノーという言葉を受け入れず、一方的にしゃべる人。やたらしつこくて、なかなか離れてくれない人のことです」
  2. 質問する
    「こんな不快な状況にあなたならどう対処しますか?」
  3. 専門家の意見を引用する
    「コミュニケーション心理学者R・バトラー・シンクレア博士によると、ハイプレッシャー作戦を実行すれば怖気づくことはなくなるといいます」
  4. 読み手にタダで体験させる
    「しつこいセールスパーソンに出会ったら、これを実行してみましょう。まず相手が話し終えるまで待ちます。そして左手を口にあて、『ご存知ないようですが…』と言うのです」
  5. 読み手に効果を実証してもらう
    「あなたにやってほしいのはこの驚くべき本の8〜9ページを読むこと、それだけです。そして、一番態度が悪いという噂のあるお店に行きましょう」
  6. 疑問をはさむ。
    「著者から初めて原稿を受け取ったときは疑ってかかった。だが、編集者数人がシンクレア博士のトリックを試したところ、皆その結果に心底驚いたのだ」
  7. 他人の意見を伝える(バンドワゴン効果)。
    「私ほど不快なセールスパーソンに困っていた人間はいません。この本の広告を見たとき、話がうますぎると思いました。実は、失礼な同僚、セールスパーソン、義理の母に対処する本を何冊か読んできたのですが、これほど効果的な本ではありませんでしたーボブ・マントレス、ペンシルバニア州フィラデルフィア」
  8. レポーターになる
    「ペンシルバニア州フィラデルフィアーニューヨーク在住の心理学者が、7年間の研究の集大成を発表。無礼な人に対処するための、新しいタイプのコミュニケーション心理戦略とは?」
  9. 代名詞をとことん使った個別アプローチをとる
    「あなたは、ノーという言葉を受け入れないセールスパーソンに悩まされたことがありますか?あなたは、あれこれ指示されることを不快に思っていませんか?あなたは、無礼な人の鼻をへし折る効果的で新しい方法を知りたくありませんか?あなたを優位に立たせる方法とは…」
  10. ドラマチックなストーリー展開にする
    「コミュニケーション心理学者R・バトラー・シンクレア博士によると、ハイプレッシャー作戦を実行すれば怖気づくことはなくなるという」
  11. 細かいスペックを提示する
    「22センチ×28センチの重厚感あふれる美しい革表紙に包まれたこの驚くべき本は、中身の濃い10章327ページから成り、45もの効果的なコミュニケーションツールを紹介しています」
  12. 短いセンテンスから初めて読み手を引き込む。
    「嫌気が差していませんか?」
    「本当にイライラする」
    「もううんざり」
    「我慢できない」

■2018年 ダイレクト出版(株) ドルー・エリック・ホイットマン 『現代広告の心理技術101』167-168Pより引用

見出しの書き方と例を覚えてお客の目を釘付けにしよう

今回は、現代広告の心理技術101中から、見込み客の反応が取れる見出し(ヘッドライン)の作り方と、見出しから本文に引き込む導入文(リード)の書き方についてご紹介させていただきました。

いかにいい商品を売っていたとしても、まずあなたの商品を知ってもらわなければ何も始まりません。知ってもらうには、読んでもらわなければなりません。

「読んでもらう」ために、見出しを改善することは、かなり重要なポイントです。

反応が取れないという悩みについては、まず見出しを見直してみてはいかがでしょうか。見出しを改善するにはセンスはいりません。今回紹介した手法を使ってもらえばいいのです。

積極的に使ってみてくださいね。

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